幸福の商社、不幸のデパート(水野俊哉)

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ビジネス書で久々の良書。よくありがちな夢を叶える成功方法や自己管理術などが学べる本ではありません。強いていうなら、現実を学べる本でした。独立しIPO(新規上場)を目指し、上り詰めてからの3億円の借金苦。

この本の8割がお金にまつわる現実的な話でした。ですけど、こういった苦労話しや失敗談、そして全てを失っていた時の心境など、本来なら人に話したくないようなことを赤裸々に書いてあるからこそ、心にささるものを感じました。

華やかで金まみれのいわゆる「成功者」の世界から、一転、3億円の債務者に。そして、そこから再生−−。この著者は、大きな失敗があったからこそビジネス書や自己啓発本で言われている成功法則がとても大切なことであると気づけたそうです。とても説得力がありました。なので僕としては、ビジネス書を読んだことがない人こそ読んで欲しいです。そして、そのあとにベストセラーのビジネス書を読めば、心にスッと入って来ると思います。