二分間の冒険(岡田 淳)

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こちらも清水克衛さんがおすすめする「魔法の三冊セット」の最後に読む1冊。「竜退治の騎士になる方法」「びりっかすの神さま」に続いて読むと良いそうです。僕は、実際にその順番で読んでいたので、期待感が否が応でも膨れている状態でした。

序盤で、タイトルの意味がわかります。現実世界での2分間で冒険するわけではなく、別世界へ飛ばされ、その世界で「たしかなもの」を探す冒険のお話。

 

【ここから先 ネタバレあり】

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、「たしかなもの」が最初にわかってしまいました…。序盤を読みながら「たしかなものは、この別世界では自分しかないだろう」って思って読み進めていました。そして、最後の結論がその「自分」だったんです。

ただ、それがわかっていても、ストーリー自体は楽しめました。なんだか急に大人っぽくなって、「かおり」とのやりとりにドキドキしてしまいました。そして、別世界の世界観や、みんなで団結して知恵を絞りドラゴンを打ち砕くところはとてもよく、作者らしさが垣間見えました。

とにかく、主人公がたった2分間で修羅場をくぐり抜け、大きく成長する物語で、2分後の現実に戻って主人公の成長ぶりに回りの子供達がどう思ったのか気になる僕でした。